【シドニー有料高速】現金払い不可に!レンタカーでE-tag必須

こんにちは、ほろ酔いバックパッカーの旅ガラスです。

今回はシドニーでレンタカーを使う人向けに
シドニー周辺の有料高速道路情報をまとめました

有料は使わない!というのは可能なのですが
いざ走ってみると初めての土地では慌てるもの。

前半:シドニーでレンタカーを借りる前に知っておいた方が良い事
後半:有料高速を使った場合と使わなかった場合を比較検証

という具合でお届けいたします

 

シドニーの高速道路について

↑ハーバーブリッジ、ここも半有料です(詳しくは後程)

オーストラリアでは、都市部の高速道路が一部有料化されてます。

シドニー、メルボルン、ブリスベンの市内近郊などに有料道路は存在し
一般的にToll road(トールロード)と呼ばれます

日本だと100km/h出せる道はほぼ有料ですが、
オーストラリアの場合、都市部の数区間のみ有料

道路上にEタグの検知器とカメラがついていて、後払い請求となります。

  • E-Tag:ETCみたいなもの。セットアップ料はかかるが一番安い
  • E-Pass:ナンバープレートをオンライン登録、Eタグより少し割高
  • 以上2点がない場合、車の所有者の住所に請求書が届きます、罰金扱いです

※シドニーでは現金払いが完全に不可になりました。

 

レンタカーで有料高速に乗る注意点

以下シドニーの有料高速についてまとめられたサイトです。
区間ごとの高速料金など書いてありますので参考にして下さい

NSW Government  Transport Roads Maritime Service

 

で、このサイトの中でレンタカーについて大事な説明があるので翻訳

Using a rental car on a tollroad

Some rental car companies have introduced electronic toll payment options as part of the use of the vehicle. These rental vehicles are fitted with an electronic tag, and customers who have hired a vehicle from these providers cannot use their own electronic tag or pass product. Using your own electronic tag or pass product may result in you being charged twice for the trip. If you need to carry your own tag with you in the rental vehicle, please ask your rental vehicle provider for a ‘shield bag’ to store your tag in.

If your rental car company does not provide an electronic tag, you can arrange an electronic pass yourself. It is important that when you open the pass to check the state of registration of the licence plate number and ensure that the pass is only valid for the days you use the vehicle.

If you have not paid a toll by an electronic tag or pass, a Toll Notice will be sent to the rental car company. Rental car companies charge over $30.00 simply to redirect each Toll Notice. This is in addition to the tolls and administrative charges incurred by you, so if you drive a rental car in Sydney, make sure you have an arrangement to pay tolls

三つの段落で上から超ざっくり要約しますと・・・

以下のレンタカー会社(後述)によってはE-Tagがセットアップされてます。
自分のE-Tagを使うと二重に請求される可能性があります

もしレンタカー会社がE-Tagを使ってない場合、自分でE-passを準備する必要があります
その時は適用期間やらナンバーを注意してください

もしE-TagかE-passを持ってない場合、請求書がレンタカー会社に届きます
負債が$30を超えるとレンタカー会社は請求者をあなたに変更します。
結果的によりお金がかかります。

まとめると・・・
EタグかEパスを持ってレンタカーを借りましょう

ちなみに以下のレンタカー会社がE-Tagを貸してくれるのでオススメです

 

↑E-Tagセットアップしてあるレンタカー会社
でも借りる前に必ずE-Tagについて確認しましょう

 

E-pass(sydney pass)の取得方法

もしレンタカー会社がE-Tagなし、かつE-passのセッティングもしてくれない場合
自力でやる必要があります。

以下のサイトでセットアップが可能

名前が全部違いますが、値段も性能も変わりません。
おそらく高速の運営会社が違う問題で別れているのでしょう

 

今回は[Transurban Linkt]で[Sydney Pass]の取り方を説明します。


↑右下にある「Buy a pass」をクリック


↑左真ん中にある「Buy a Sydney Pass」をクリック


↑個人情報を入力、Passwordはログイン用
電話番号とAccount PINは緊急で電話かけたりパスワード忘れた時ようです。


↑車情報(レンタルした情報から入力)
使用期間、これ間違えると大変なことになるので確認して入力しましょう
返却予定時間より数時間余計にとれば十分だと思います

スタートは3日まで遡れ、最大30日間Eパスを有効にできます


↑入力した情報に間違いがなければ右下をクリック


↑これも確認事項、問題なければ右下クリック


↑カード情報入力、Eパスの費用で$1.5引かれます


↑規約にチェックを入れてクリック

 

これで完了になります。

心配な方は高速道路を通った後ログインしてみるといいです。
通過後数時間程度で表示されると思います。

 

 

目的地別でE-tag/E-passの必要性比較

「そもそも高速乗らずに下道で行くし!!」
「レンタカーのEタグ借りるのも高い」
↑一日$10取ったりするとこもあるようです

などなど、節約意識の高い読者の方がいると思います。

 

ということで徹底比較!有料高速を使う価値と下道を使う価値
時間とお金のバランスを取るべく調査致しました(笑)

ついでに旅ガラスの経験も踏まえてご説明いたします。

 

☆比較対象と条件☆

  • 北:ハンターバレー、ニューキャッスル、モリセットパークなど
  • 西:カトゥンバ(ブルーマウンテンズ)、ジュノランケイブなど
  • 南:ウーロンゴン、キアーマなど

それぞれの方向別にgoogle mapを使って比較してみました。
出発はシティのシェラトンホテルで行きます

Sydney Motorway Toll Culculator
↑このサイトから基本料金を確認
Eパスで支払う場合、一回高速に走る度$0.75かかりますが今回加算してません。

 

北(ハンターバレー行きで検証)


↑目的地はHunter Valley Gardens-ハンターバレーガーデンズ-に設定
(正確にはその前にある放牧地ですが)

【往路】シティ➾ハンターバレー

  • 有料高速利用:2時間19分(173km) $10.52
  • 無料道路のみ:2時間24分(164km) 時間差5分

【復路】ハンターバレー➾シティ

  • 有料高速利用:2時間26分(165km) $13.02-14.52(時間帯で変動)
  • 無料道路のみ:2時間44分(167km) 時間差18分

 

旅ガラスの経験上、
復路の時間帯によって下道が激混みなので18分以上かかると思います。
お金払っても最低限、ハーバーブリッジで帰った方が無難な気がします。
(ハーバーブリッジは$2.5-4)

 

西(カトゥンバ行きで検証)


↑目的地をカトゥンバのThree Sisters-スリーシスターズ-に設定

【往路】シティ➾カトゥンバ

  • 有料高速利用:2時間6分(104km) $4.74
  • 無料道路のみ:2時間17分(109km) 時間差11分

【復路】カトゥンバ➾シティ

  • 有料高速利用:1時間54分(104km) $4.74
  • 無料道路のみ:2時間14分(104km) 時間差20分

 

ここは下道でもさほど難しくありません。
復路は時間は短縮が期待できますので、使うのアリだと思います

 

南(ウーロンゴン行きで検証)


↑目的地をウーロンゴンのLighthouse-灯台-に設定

【往路】シティ➾ウーロンゴン
1時間46分(83km)
(最速ルートで有料使う必要なし)

【復路】ウーロンゴン➾シティ

  • 有料高速利用:1時間37分(94km) $4.69
  • 無料道路のみ:1時間41分(84km) 時間差4分

時間帯によっては混んでるので回り道すると少し早くなります。
ですが、時間差4分であれば有料道路使う必要なしだと思います

 

まとめると・・・

北と西から帰る復路なら高速使っても良い(コスパとして見合う)
が、他は下道で節約して正解です
(もしくは有料高速乗らない、もアリです)

 

その他使わない方が良い有料道路

City Cross Tunnel-シティクロストンネル-
無駄に高いのに渋滞して逆に時間かかることも。
(朝夕の時間など)
しかも$7と強気なお値段設定(せいぜい5分くらいしか走らない)

全然オススメしません

 

おまけ 無理に節約すると逆効果も

旅ガラスがシドニーに住んでるときの話です。

前述した通り
ハーバーブリッジを使ってシティに戻るとお金がかかります。

 

結果、15分で帰れる予定が1時間以上かかりました( ノД`)シクシク…

 

これはね、時間の問題もなんですがお金も浪費してます。
距離を走ってないとはいえ1時間エンジンつけっぱなしの渋滞

ハーバーブリッジが$4
無駄使いしたガソリンはきっと$4以上です
(旅ガラスの車の燃費はさほどよくなかったので)

ここから学ぶことはただ一つ

結論:節約の方法を間違えると浪費に変わります

節約旅人の皆さんは気を付けてください。

 

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↑こっから予約すると保険もスムーズにできますし
オーストラリアでは便利です。

 

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旅ガラスのできる範囲でお答えします。

上手に節約してあなたも素敵な旅を^^