【駐車標識の見方を解説】オーストラリアレンタカー注意事項Part.2

こんにちは、ほろ酔いバックパッカーの旅ガラスです。

今回の記事では、
オーストラリアでレンタカーする注意点Part.2です。
(全部でPart.1-4まであります。他の記事は文末にて)

お題は駐車ルールについて

これ知らないと、罰金取られる原因になるので気を付けて下さい。

節約したお金で罰金を払う、なんて考えただけでイライラでしょう??
(経験者ですwしかも日本とオーストラリアでw)

 

標識の見方


↑こんなのが一般的です。
左側には停めちゃいけない・・・右側は?そして一番上のclearwayって??
右側もどれくらい停めていいの?有料??

 

普通パニックになると思います。

 

旅ガラスが当時見た感想はこんな感じでした
車乗るまでは全然気にしたことなく、最初は意味不明でした。

が、ルールを覚えると問題ないです。
まず緑字のプレートに注目しましょう。

 

⑴駐車可能時間


↑旅ガラスが作ってみました。よく見るオーソドックスなタイプ

2Pなら2時間、5Pなら5時間停められます

トリッキーなものはこちら

  • 1/2P=30分、1/4P=15分
  • 15mP(15mは小文字)=15分
  • P=指定時間内であれば、時間無制限です

 

⑵チケットの有無

例 Ticket
(その他表記なし、meterなど)

この場合は、チケットを発券、車のダッシュボードに置く必要があります。
(基本有料、稀に15分だけ無料のticketもあり)

ワイパーに挟む人もいますが車内に入れましょう
風で飛んで罰金もらっても自己責任です。

 

「Ticket」の表記がないところは不要、無料です。
また、「Meter」と書かれた場合は機械があって、
駐車位置番号を入力と支払い、チケットが発券されないタイプです。

 

⑶標識の有効時間

例:月―金9:00-18:00
土9:00-12:00

この時間内に停める場合は、チケット有で2時間まで
逆に日曜日など指定されてない時間は無料、時間制限なし、チケットも必要ありません。

 

ただし!

他に標識があった場合などは除く


↑これの場合、一番上の標識が

[Clearway 3PM-7PM Mon-Fri]
平日午後3-7時の間は駐車禁止を意味します

逆に言えば、
平日午後7時-午前8時30分まで、時間無制限で無料で停められる
という意味になります。

 

⑷標識の範囲

矢印方向に標識が有効
実はこれ、とてもストイックでして、
ポールから5cmでも車体がはみ出てたら違反です

 

↑例えばこれ、ポールから右側に停めたいけど前に車があって
ちょっとだけノーストッピングに被る

「ちょっとだしいっか」とか言ってると罰金取られます

これもけっこうシビアなので注意してくださいw

 

その他緑系のルール


↑右:駐車禁止
左下:障碍者マーク(障碍者を載せてるステッカーを貼った車のみ)
もし停めて罰金もらうと、駐車違反のなかで一番高いです(笑)

左上:Loading(政府に登録してあるトラックや宅配業者のみ)
一般車は停められません

 

以前ドライバーの仕事をしてたので、ここでは切ない思い出があります。
時間帯見間違えて障碍者専用の時間に駐車、10分後には罰金の紙がワイパーに・・・

駐車違反で一番重い罰金は障碍者専用に停めることらしく
5万くらい払いました( ノД`)シクシク…

 

標識は全部見る癖をつける事をオススメします

 

その他記述

他に良くみる記述としては・・・

  • parliament exceptedなどの永住者特権、普通の人も標識の指示通りなら停めれます
  • emergency onlyなどの緊急車両だけの場合

どちらも旅行者には関係ないので無視しましょう。

 

 

標識がない、停めちゃいけない所

基本ルール:標識がない場所はPと一緒、停めてOKです。
が、実は日本同様標識以外のルールもあるのです。

 


↑黄色線
これ、標識がでもちゃんと禁止されてる場合もありますが
黄色線だけの場合もあります。駐車してたら罰金取られます

 

また、交差点から3m or 5mは駐車禁止です。
(道路幅によって3mか5mかは異なります)

オージーすらも愚痴を言う理不尽なケースもあるので
標識のない交差点ギリギリの場所には停めないのが無難です。

あとは日本だと歩道に入ってハザード焚いて一時停車しますよね?
これもアウトです。

旅ガラスは車を購入した初日に道チェックするためにやったら
危なく罰金取られかけました。怖い怖い

一時停車は必ず車道の路肩、車が入る場所に停めましょう
(路肩が車のサイズ分ある場所)

 

チケットマシンの使い方

マシンのタイプは幾つかありますが基本は一緒
時間を指定➾支払い➾発券➾ダッシュボードにチケットを置く
指示に従いながら使いましょう。


↑こんなやつ、必ずその通り上に一個はあります。

もしチケットマシンが故障などで使えない場合、対向車線のを利用
(同じ条件で駐車できる場合)

使えないのが悪い、なんて言ってると罰金取られますので
必ず確認しましょう

 


↑シドニーでオーソドックスなのがこちら

上に時間帯による料金が書いてあります。
ここだと4時間で$3.7、平日と土日で時間帯が変わるようです。

このタイプはボタンが四つ、強めに押さないと反応しないので注意

 

ちなみに見ずらいですがクレジットカードの場合は右上
コインの場合はそのままお金を入れると発券される仕組みのようです

これは機械毎に微妙に異なるので、実際やって覚えるしかありません(苦笑)

 

☆もう一つのルール

もし1時間と2時間の駐車が選べる場合、
クレジットカードで払うと最大時間でお金が取られます。
(今回の例は値段が一通りしかないので除く)

例えば
2P標識で50分駐車したい場合は通常1時間券でいいのですが、
クレジットカードだと2時間分勝手に引き落とされて
2時間分のチケットが出てきます。

小銭を用意しておくことをオススメします。

 


↑他のチケットマシーンは、例えばこんなのです

 

タダの駐車場所を探すコツ

正直都市部で探すのはとても難しいです。
シドニーやメルボルンのシティに行きたいだけなら
少し離れた駅近辺に駐車して、電車でアクセス

もしくは素直に有料駐車場に停めた方がいいです。
(無料駐車場があっても空いてないケースが多いので)

  • ですが、
    「観光で数時間だけ無料で停めたい」
  • 「ちょっとだけ書類出すために寄りたい」
  • 「車中泊するから都市部に近い位置に数日停めたい」

みたいなケースもあると思います(最後は滅多にないでしょうが)

その場合探し方はざっくり二通り

 

ショッピングセンターの駐車場を使う

大体1-2時間は無料で使えたりします。
(もちろん場所によるので事前調査が必要です)

シドニーならブロードウェイのショッピングセンターが2hフリー
http://www.broadwaysydney.com.au/Centre-Info/#parking

メルボルンならビクトリアマーケットが1hフリー
http://qvm.com.au/visitor-information

もし短時間でいいのであれば、こういう場所を使うのもアリですよー

 

Parkopediaで探す

Parkopedia-パーコペディア-
https://www.parkopedia.com.au/

これは駐車スペースのまとめサイトです。
(元はUKのサイトっぽそうですが、オーストラリアでも使えます)

データが膨大なためか、少し動きが遅いのが残念ですが
有料も無料も含めて探せるのがいいところ、なぜなら大体無料は使われてるので
旅ガラスも都市に滞在中はお世話になりました

残念ながらリアルタイム情報はないので、
実際空いているかどうかは行って確認が必要です。

 

おまけ 罰金を払わない方法

オーストラリアには、罰金に対して異議申し立てができます。
旅ガラスも試した事ありませんが
罰金の用紙に電話番号かHPが書いてあります。

せっかくなので、知人が試したケースをご紹介しましょう

 

ケース➀
状況:病院行って診察が長引いた結果、駐禁を取られた。
対策:先生に診断書等を出して提出
結果:再度罰金の催促がくる

お役所の融通が利かないレベルは、オーストラリアの方が圧倒的に高いです

 

 

ケース②
状況:スピード違反とナイフ保持などで捕まる
対策:支払わない
結果:免許書失効&免許再取得禁止3年だったと思います。

罰金$800はなくなったそうですが、割に合いません(笑)
彼はオージーなので、外国人はもっとキツイと思います

結論:消火よりも防火が大事、みなさんも罰金注意です

 

 

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わからない事がありましたら、コメントでお知らせください。
旅ガラスのできる範囲でお答えします。

上手に節約してあなたも素敵な旅を^^

 

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